いつも使ってくれてほんTonyありがとうございますーーー
すみません、毎度のごとく問題の誤りを修正しました🙇
ザックリ一覧でお送りします!
修正済み一覧
・王吏に命じて之を誅せしむ。の訓点振る問題で答えにレ点が足りないのを修正
・一利を興すは一害を除くに若かず。の訓点振る問題で若に返り点がないのを修正
・須らく常に病気の時を思うべし。が解答になっているものがあるのですが病「気」ではなく病「苦」に修正
・「後死者不得与於斯文也」の書き下し文が違うものになっているのを修正
質問あったので全力回答していく
①「晏子将に書を楚に遺らんとす」の問題で解答と書き下し文が合っていないように思える
これは合ってるはずですおそらく!(間違ってたらお問い合わせください!)
https://kanbun-shugendo.com/question/phrase/53
たぶん「す」がないよーって話かと思ったのでそこについて説明するぜ。
この問題の最後の「す」は将を再読したものです!
再読文字「将」は「まさニ ~ (セント)す」と読むのだが、その最後の「す」が将なんですね
②過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。の書き下しは、「過てば則ち」と読んではいけないのでしょうか?
これについてはおそらく文法的には問題ないけど文脈的にそう読んではいけないと思います🤔
https://kanbun-shugendo.com/question/phrase/19
文法的にはどちらも問題無さそうっていう理由を説明するぜ。
①過ちては
=「過つ」の連用形+接続助詞の「て」+係助詞「は」
接続助詞「て」は連用形接続なので文法的にOK
②過てば
=「過つ」の已然形+ば
「已然形+ば」は「~なので」っていう意味を持つので文法的にOK
ただし①と②には訳の違いがありそうですわ。
①過ちがあったときは、改めるのを躊躇してはいけない。
②過ちがあったので、改めるのを躊躇してはいけない。
ってな感じで意味が変わるのだ。
出典は『論語』なので論語に沿った訳にするなら①の方が適切ってことだと思いますね🤔
オワリに
いやそうじゃなくてこうじゃね?って思った方はお問い合わせから教えてください!
いつもお問い合わせから修正依頼や質問を頂けるのはとても助かります!!!
これからもよろしくお願いシマスぞ
